ハンマーナイフモアで長円を描くようにウイリー刈り
 ハンマーナイフモアを使い始めて10年以上たつ。
機械本体も10年以上使った。
部品が痛んできたので、ハンマーナイフモアに負担をかけるような使い方は、もうできない。

 そこで工夫した使い方(刈り方)があってな。
難しいことじゃ、ない。
草刈りをするときは、畑の真ん中からやる、ということだ。

写真

 周囲から刈っていくんじゃなくて、敷地のいきなり真ん中へ刈り進む!。
ある程度進んだらUターンするけど、左側へ行く。
手前まで戻ってきたら、今度は右側へ行く。
つまり長い円を描くように中央から刈っていく。
というのが最大のポイントだ。

 なにしろオレのハンマーナイフモアの機械は老朽化している。
排気のマフラーの消音装置がおかしくなっていて爆音が出て、ウルサイのなんのって!。
機械の右方向へ排気ガスが排出される。
機械の後ろを歩くので、排気ガスは後方には出されない。
横向きに出る。

 それが右向きに出るので、円を描くようにターンを繰り返すと、左へ曲がるならいいが、右へ曲がると排気ガスが自分に吹き付けてしまう。
だから左へと円を描くように回転して草を刈っていくと、排気ガスを吸わず、爆音を直接浴びなくて済む。
まあ、これはオレのハンマーナイフモアのマフラーが壊れているからでもあるが。



 あと、すっごく大きな理由として、逆剃り?になると、刈りにくいからだ。
この写真では、雑草の高さが1mくらいもある。
ハンマーナイフモアが突き進むと、となりの草も押し倒して進むことになる。
敷地の端まで行ったからといって、180度向きを変えて今切った草の続きを刈ると、押し倒した草が逆向きになって、これがヒゲの逆剃り状態になる。

 雑草の背丈が1mもあると、逆剃り状態を進むのはキツいわけよ。
だから!、円を描くように進むことによって、常に押し倒した草が向こう側になびいていれば、草刈りの負担が大幅に減るわけよ。
一方通行だから。

 そもそも1m以上もあるような雑草はハンマーナイフモアでは本来想定された草丈ではないのだが、それを刈る方法として、ウイリー走行すると刈れる。

写真

 刈る部分を地面から浮かせて、高刈りする。
円を描くように進むから、2周目のときはウイリー走行をやめれば、低く刈り取れる。
巨大な雑草をいきなり地面すれすれで刈るのは、機械に負担がかかりすぎる!。
それにウイリー走行で、右側の草も向こう側になびくので、このあと刈り易くなる。

 とまあ、刈り方は中央から円を描くようにすることと、ウイリー走行も兼用、というのが今回の日記のポイントだ。
その他、ハンマーナイフに絡まった草は定期的に取り除くとか、ブロワーで掃除するとか、尾部に牽引用のヒモをとりつけてソリで重量物運びとか、その他の数々の工夫の話題はあるが話が長くなるので省略。
2017.8.14 記
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