四季なりラズベリーか?、お盆に豊作
 ラズベリーのヒンボートップ、同じ場所で毎年そのまま栽培してたら、連作障害でもおこしたのか、果実の品質が悪くなってきた。
株も殖えて一カ所に密集しすぎて、収穫しづらい。
そこで冬の間に株を掘り上げて、バラバラにして、新たな場所へ一列に植え直してみた。

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一列に並んだラズベリーのヒンボートップ

 ラズベリーの幹って、最初は直立して伸びるけど、そのうち重くなって、横倒しになってしまう。
それを経験的に知っていたので、ブルーベリーの支柱用に用意してたイボ竹3メートルという長いものを、添え木として立てておいた。
この添え木に、稲刈りバインダー用の麻ヒモで、ヒンボートップの成長中の枝を結び付けた。
麻ヒモなら捨てても腐ってゴミにならないし。

 植え替えるときに、株というか幹の地上部を大幅に切り詰めたので、春から伸びても花が咲かなかった。
初夏の収穫は無し。
だけど、7月に花が咲いた。
ラズベリーで二季成りの性質をもつ品種は、枝が伸びれば花芽が出来ると同時に、成長が強ければ、その年の内に咲いて結実してしまう、という性質をもつ。

 ヒンボートップは秋果が成り出すのが大変早くて、一般的な赤ラズベリーであるインディアンサマーと比べると、二季成りの性質はずっと強くてダラダラ成り続けるので、オレから見ると四季なりラズベリーといっていいほどだ。



 移植に伴って切り詰めたので初夏の収穫は無かったが、そのおかげか二季目の秋果は成り出すのがさらに早くなって、今年の秋果は8月上旬からの収穫だ。
オレは、ラズベリーじゃない方の『四季なりイチゴ』の試作を長年繰り返してきたけど、そちらはどうにもうまくいかなかった。
イチゴとラズベリーは違う種類だけど、これからはこのヒンボートップを使うことで、四季なりイチゴを代用してしまおうかなあー。

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ぎっしり成っている 2014年8月9日 撮影

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ちょっと近くで撮影 あまり良くない果実もある

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さらに近くで撮影 赤黒いものは痛んでいるので食べられない

 問題はある。
一番の問題は、ヒンボートップは味が極上というほどではなくて、タネが大きくてジャリっとするし、一応美味しい方だけれど、そんな熱心に食べるというほどじゃあない。
6月と11月は高品質のものが採れるけど、暑い時期は品質があまりよくない。

 おまけに、カメムシがよく果実にたかっていて、果実に裏側に付いていたりすると気付かずに収穫して口に入れてカメムシごと噛み潰してしまい、ぐわっぺぺぺっ!と激しく吐き出すことになる。
ひでえ味がするぜ!。

 あと、ときどきカメムシじゃなくても変な味がして吐き出すハメになって、何かのイモムシが長さ5ミリくらいだけど、果実の内部にいることがある。
この生きたイモ虫が変な味がして、これまた、ぺぺぺっ!と慌てて吐き出すことになる。
これらのように、虫害が多いのだ。

 というわけで、ヒンボートップの果実をオレは当初、直売所に出したいと考えていたんだが、出荷不可能になってしまった。
完全に自家用だ。

 ともあれ、量は、よく成る。
果実は腐り易いが、たくさん成っていれば、良い物だけ選んで食べて、悪い物は放置していればいい。
昨年はジャムにもしたけど、タネが大き過ぎることと、イモムシ害虫がときおり混入するので、ジャムにもしづらい。



 棒の間隔は、狭いと収穫しづらくてカメムシを発見しづらくなるので、来年からは1m間隔で広くとろうかなっと。
あと、台風の強風でイボ竹を曲げられてしまう恐れがあるので、バッテン型Xに交差して丈夫にさせよう。
枝葉が生い茂る初秋になれば、そのとき台風で揺さぶられると、イボ竹曲がってしまうからな。

 3mのイボ竹は長過ぎて、ヒンボートップはそんなに高くは伸びなくて2mぐらいなので、棒が余白で60センチくらい残ってしまうのだが、X型にすればちょうどぴったしになるだろう。
あと、イボ竹にゆわえつけて、整理整頓しておかないと、根元に雑草が生い茂って、なにがなんだかわからないヤブになってしまうから、オレとしてはキチンとしておきたい。

 今は、一列に植えたとはいえ間隔がせまいので、根元の除草や枝のヒモ結びや収穫がやりづらくてさ。
とまあ、ヒンボートップ栽培して、今年で5年目くらいだったか、慣れてきたところだ。
ブラックベリーにも2季成り品種があるそうなので、あとで試作してみよう。

おわり
2014年8月10日 記
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