タイヤを使って雑草対策
 苗木の根元の雑草を取り除く、って大変だ。
そこで、株元にオガクズをまいたり、ベニヤ板を敷いていた。
だけどさ、ベニヤ板は高価なので、今まで多数は揃えられなかったんだ。
順繰りで板を敷き直しても、雑草が枯れるわけでもないし。

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重し代わりに並んだタイヤ

 そこでだ、古タイヤをかぶせて、内部にオガクズを敷き詰めて、済ますことにした。
なにしろ古タイヤはタダで、なんといっても、導入コストが安い!。
今年100個以上も多数を導入したよ。
しかも苗の発育上、大変うまくいった!。
これを思いつくのに、なんで10年以上もかかってしまったんだろう?。
実際の試行錯誤は膨大だが、それらは省略して、簡潔にこれから紹介してみよう。



 さて、まずは古タイヤを入手するわけだが、雨ざらしにされているものは、内部に雨水が入っている。
この水が腐っていてキタナイ。
雨水が溜まらないようにするためにも、苗木にかぶせる広さをひろげるためもあって、タイヤの内周を切り抜かなきゃならない。
まずは、丈夫な切り出しナイフが必要。
タイヤには、丈夫なワイヤーが埋まっているので、切れる場所は限られている。

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タイヤに切り出しナイフを突き立てているところ

 ゴムタイヤは、これの材質が、ものすごく丈夫!。
ナイフでスイスイ切っていくことはできない。
よって、最初は切り出しナイフで、突き刺して穴を開ける。
このあとは、そこからギザギザ型のカマを使うと、実によく切れる。

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 ただのカマやナイフだと、かえって切りにくい。
切り出しナイフとノコ刃カマのコンビが効果的だった。
タイヤの外側が切り出せた。
これを、苗木にかぶせるわけだ。

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これはサクランボの苗木にかぶせたところ。
タイヤの内側を切り抜かないと、枝がひっかかって入らない。
雑草は手で引っ張り出して、外側に向けて、ゴムタイヤの重みで押さえる。

 これで一気にすっきりする。
あとは、オガクズを入れて完成だ。
草取りは、このタイヤの中だけ、やる。
オガクズが効いて、雑草は生えにくいし、抜き易い。

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オガクズを入れたところ。家具工房でカンナクズをもらっている。

 周囲に生えた雑草は、それは、刈り払い機を使って、タイヤにぶつけながら切るとラク。
どうせ廃棄の不要タイヤだから、切り傷がつこうが平気なので、気兼ねなく出来る。

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タイヤの内側の部分

 タイヤ1個につき、外周部を切り抜くと、内側のこの部分が2個も出来てしまう。
とりあえず、小さな苗木限定で、かぶせている。
そして、雑草は外側に向けて、この輪っかを載せると、根元はすっきり。
チップソーで草刈りするとき、この輪っかの下にチップソーを潜り込ませるようにすると、苗木ごと切らずに便利だ。
これは雑草防ぎには一時しのぎにしか使えてないが、今のところ模索中。

 ブルーベリーは雑草と混植状態になると、雑草に負けてしまう、という特徴があって、特に小さな苗木のうちは、遠い畑は手入れも行き届かず・・・困り果てていたが、タイヤ作戦で、劇的に効果アップできた。

 ハンマーナイフモアで草刈りしても、タイヤすれすれまでは草刈りできないので、今まではタイヤ周辺に雑草が大量に残ってしまっていた。
そこで今回タイヤを使うことで、ハンマーナイフモア + 樹の根元にタイヤ + オガクズでマルチング + チップソーでタイヤにぶつけながら刈り払い、という複合コンビネーションで雑草防ぎをしているわけだ。
手間はかかるが古タイヤはタダゆえに、大量導入が効いて、だいぶ抑え込めた。

 あ、そうそう、支柱も立てて、ヨコに伸びた枝も、直立させるようにしているよ。
タイヤをかぶせやすくする効果もある。
接ぎ木苗は、強風で接ぎ木部分からポッキリ折れ易いのでね。
接ぎ木部分の下にコウモリガが穴をあけてよく駄目にするので、オガクズを分厚くかぶせることで、被害に遭うにしても、接ぎ木部分の上からになるようにしている。
とまあ、いろいろ複合的な対策になっている。
2014年7月9日 記
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