秘策は一枝一花芽(いちえいちかが)
 ※ 一期一会(いちごいちえ)のパロディ題名にしたかったが、語呂が無理気味。

 剪定は、これで終わり。
といいたいが、5センチ以下の細かい枝が過剰に着いた枝というのは、衰弱や老化したものが多いから、太枝ごと切ってしまった方が、作業はもっと早く済む、という別のやり方もあるが…。
むしろ、太枝ごとバッサリ切るやり方が、正しい剪定技術とゆーか?。

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緑色の手袋の位置で、枝を一気に切ってしまうやり方もある

 でもさ、オレんとこは、ようやく樹が大きめに育ったばかりなので、ばっさり切るのは心情的に難しい。
やや土壌状況も悪いので、枝の再生も悪いしさ。
だから、しょぼい枝とよく伸びた枝が混在するものがよくあっても、一気に切り捨てることはできない。

 切り詰めても、うまく伸びてくれないんだ。
だから、良く伸びた枝だけ残して、悪い部分だけ切る、といういちいち選り分けをして、根気のいる剪定をしている。
ところでさ、「ブルーベリーの剪定に新兵器導入と秘策」のうち、新兵器は太枝切鋏としても、秘策はどこいったんだ?。



 ここでようやく秘策の登場だ。
良い枝、悪い枝を、一本ずつチェックしていくんだ。
樹の先端の枝を、一本ずつだぜ!。
結果するための枝で、1本につき15センチぐらいだけど、ここで、花芽を切り詰めて1個だけにした。

※ ↓以下3枚の写真はクリックすると大きくなります
剪定前
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細小枝を除去した
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並んだ花芽を切り詰めて、一個にした
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 それは、ウェイマウスで毎年やっている一枝一花芽というもの。
というか、オレだけしかやってない?。
だから、結果的には秘策みたいなもんだろう、という強弁だが。
なにしろ、メンドクセー作業だからな。

 でも、オレは8月中旬の盆休みに合わせて、一週間でも早く熟させたいという切羽詰まった事情があるから、ラビットアイでもやってみることにした。
振り返ってみると、一枝一花芽の作戦は、オレはハイブッシュのウェイマウスで毎年やっている。
15センチぐらいの枝の先端に、花芽を一個だけ残すやり方で、毎年うまくいっている。
むしろ、昨年なんか、これをやらずにぎっしり成らせた樹があって、熟す時期が大幅に遅れてしまった。

 たくさん成り過ぎて、熟期も遅れたという失敗をしたわけだが、これを逆に計算するとどうなるか?。
ラビットアイでも一枝一花芽にすれば、熟期が早まるだろう。
情報によると、果実が熟して色づくためには、果実に日光がよく当たることが、必要だそうだ。
今まで8月下旬が収穫ピークだったけど、多少なりとも早熟させれば、お盆の時期にピークを迎えることができるかもしれぬ。



 というわけで、2012年の冬、ラビットアイでもオレは初めて、一枝一花芽の剪定をやってみた。
枝の先端にプックリ膨れた花芽(かがと読むが、はなめと誤読する人が多いので、はなめでも通じる)がブライトウェルでは一枝につき5個ぐらい着いているものが多いが、1個だけ残して、切り詰めていく。

 花芽が一個だけだと、剪定をやってない枝とはすぐ見分けがつく。
どこまで作業を済ませたのか、一目瞭然。
とはいえ、ブライトウェルは、花芽が小さいものが多く、葉芽と見分けがつかないものが多くて、困る。

 なんとか、区別はつくが…。
樹の間隔を3メートル空けてあるので、樹の周りをぐるぐる周りながら、剪定だ。
隣に受粉樹として植えてあるフェスティバルは、花芽がくっきりしていて、わかりやすいんだけどね。

 というわけで、樹の周りを何度も何度も回りながら、切り詰めていって、完了。
ようやく、成木を一本、作業終わり!。
我ながら、良い仕上がり具合だ。

 欠点は時間かかりすぎること。
時間短縮はできたが、まだまだ時間かかり過ぎ。
大きな樹だと、1本につき30分ぐらいもかかってしまう。

 ともあれ、新兵器として太枝切り鋏と、一枝一花芽にする秘策?、を新しく投入したことで、今年2012年は結果が楽しみだ。
なにしろ、足が寒いぜ。
手も冷たい!。
全身が寒い!。
あーもう、真冬の剪定は、効果的に、かつ、暖かく、もっと短時間でできる方法はないかなあ?。

おわり

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