野菜直売所に初出品してみた
 スパルタン販売ではなく、B級品として小粒品種の販売告知もやってみたよ。
ものの見事に応募ゼロであった。
小粒品種って…、人気ないんだな。

 オニールを中心として、スパルタンの後期収穫のもの(粒は中粒メイン)を加えるというものを、値下げしてこれも販売告知してみたよ。
応募は1名様だけであった(申し込んでくれた人に感謝!)。
大粒のスパルタンであるかないかによって、人気に極端な大差が出た。

 さてさて、そんなわけでスパルタンの果実もまだいくらか残ってはいたが、予約分は全て発送を終えて、収穫も終わりに近付きつつあった、そんなある日のこと。
オレがよく通る道沿いに、古店鋪を改装して、野菜直売所がオープンするようだった。
そこの張り紙に「出品者募集」とあるのが、オレの心をとらえた。

 野菜や果物の出品者を募集か!。
十年位前だったか、隣村の道の駅にオレも出品しようと思って、規約をよく読んだことがあるが、村内の人だけにしか出品は認められない、つまり、村外の人はダメ、という制約があったもんだ。

 つまり、オレは出品できない、ということだった。
そのころは村おこしの意味での物産直売所で、村の予算を使って作られたからだろうか。
というわけで、直売所出品には縁がなかったオレであった。



 それが心に引っ掛かっていたから、「出品者募集」とある新装オープンする直売所に興味を持った。
思いきって、店に入ってみる。
まだ工事中だ。
民間での開店であるから、(同じ町民であるかどうかといった)そのような規則は無いという。

 ただ、すでに近所の人で、ブルーベリーを出品することになっている人が決まっている、という。
オレ、この直売所から断られてしまうのか!。
店長が言うには、「土日は多く売れるから、(毎日出品するのは駄目だけど)土日だけなら大丈夫かもしれない。相談しておくから、決まったら後で連絡する。」という。

 そういわれてオレは退席したが、内心不安に感じて、おののいていた。
が、幸いなことに新装オープンの日(土曜日)に「大丈夫だったよ、出してみて。」という言葉をもらった。
それにしても、その出して良い日である日曜日は、もう、明日じゃねえか!。
今、土曜の夜だし!。

写真
スパータンでも実際には500円玉よりも小さめの実が多い
2008年6月23日撮影

 翌日、朝五時前に起きて、夢中になって摘む!。
六時前に大雨が降ってきた。
ったくもう!。
摘むのを終了して、今度は家に持ち帰って扇風機で強風を送って乾かす!。
でも、よく乾かねえ!。
仕方ないから、スパルタンの粒を一個ずつ、タオルで拭いて水気をとる。

 箱詰めしようとしたら、「千円以上は高い。いくら高くてもせいぜい五百円。」とウチの親が横から口を出した。
ったくもう!。
オレは一箱(一キロ)二千円にしたかったが、仕方ないから、手持ちの小型パックに、いちいち小分けした。

 各地の観光摘み取り園でもらったもので、ケースの型がバラバラだ。
直売所では、朝の七時半に入って入荷しておくように言われていたので、もう時間がねえ!。
パック内の果実の重さを量るのは、もう省略して、全部一律四百円にして、直売所に向けて自家用車で出発!。
パックに詰めきれずに余ったスパルタンがけっこうあったので、これは試食用の容器に入れて、店内に置かしてもらうことにした。

 それにしても、置くための空いている場所が、ほとんどねえ!。
が、幸い少し空きがあった。
ブルーベリーを出品していた近所の人は、昨日の土曜日は出品したけれど、今日は何の事情か、お休みなのだという。
その空きがあったために、オレが参加できたのかもしれないな。
ともあれ、用意はすべて完了した。
ようやく、一安心だ。

つづく
2009年9月15日 記
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