スパータン果実直売、猛威を振るう!
 ブルーベリーを栽培して悪戦苦闘、試行錯誤の末に、ようやく売れるくらいにたくさん採れそうになってきた。
今回は、スパルタンが販売できるくらいに多く実ってきた。
というわけで、今年(二〇〇九)は六月になったら、ブルーベリーのネット販売をやってみようと思う。

 でもさ、なにしろオレ、自分ちで採れた果物や野菜を、他の人に販売することって、やったことがないんだ。
今まで、果実の物々交換や、果実を贈り物としてなら、送ったことはあるよ。
でも、果実を売ってお金をもらう、というのは、オレ、やったことない。
なんだかビビッてきた。
どうしよう〜。

写真
これは他の園で摘み取ったスパータン
写真の一番下にあるのはオレの親指
2006年7月2日撮影

 幸いなことに、ブルーベリーをネット販売していた先駆者が、すでにいた。
その販売の様子などを、サイトで見ることができた。
ほう〜、フムフム、そうやるのか。
なんだか、オレにもできそうだな。

 オレは考え過ぎるクセがあるのでビビッてしまったが、他人の販売例を参考にして、同じようにマネすれば、そうはビビらないで済みそうだ。
よし、やってみるぜ。
ネット販売は、味の良いスパルタンをメインにして出すことにした。

 インターネット上のホームページに掲載して、販売しようというわけだ。
いざ、二〇〇九年、六月上旬、スパルタンおよびオニールの販売予約受け付けを、我が「はみ出し園芸マンの果樹園日記」の上で、一般公開してみた。

ブルーベリー果実販売の最前線へ
 なぜ、スパルタンだけでなく、オニールが混じったかというと、オレのとこではオニールが量的には多く採れそうだったから。
スパルタンだけでは足りないように思えた。
といっても、実際に摘み取って、箱詰めすることは、まずはスパルタンから行うことにしよう。

 不足分はオニールで埋め合わせすることにして、つまり、スパルタンが主役だがオニールと半々ずつにしてみよう。
そんなオレの試行錯誤な思いをよそに、まったく予想外なことに、すぐさま予約注文が入り始めた。
予約メールが御到着!。
一kg御注文ですね!、ありがとうございます!。

 一口というか、予約一件につき、一キログラム箱を基準とした。
理由は、単に一口一キロなら、オレにとっては、わかりやすいから。
一人二口で、二キロ予約でもかまわないがな。

写真
他の園で摘み取ったスパータン
2006年7月2日撮影

 スパルタンは、五キロぐらい採れそうだったので、総計では五キログラムの予約枠にして、埋まり次第「完」として、注文を打ち切るつもりだったが、なぜそうしたかというと、予約をたくさんいただいても、たくさん発送できるほどには収穫がなさそうだったから。

 実際には五キロ以上とれて、たぶん現実には十キロぐらいの収穫があったのだが、それは発送が終わってから判明したことだ。
予約受け付け時点ではわからなかった。

※スパルタンとスパータンの表記が混在したが、同じ物。

つづく

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