ワインよりもワインらしく!新鮮組
「武士よりも武士らしく」という新選組の言葉のパロディーね。

 とある二〇〇七年十月二十日のこと、茨城県水戸市の超一流ホテルで、近所の知り合いの結婚式があった。
それに、オレは出席してきた。
その場から、ワインと絡む物語の始まり〜。
ちょっと試行錯誤というかダラダラというか紆余曲折のストーリ−だ。

 結婚披露宴会場に入る時間の少し前にて、出席者一同が部屋の入口付近でたむろしてたら、ホテルのウェイターの女の子がワイングラスを運んできて、みんなに配って回った。
オレはちょっとアルコールは…、(真昼なので今はあんまり飲みたくない)と危惧していると、ウェイターがにっこり微笑んで言うには「ノンアルコールワインです」という。
ノンアルコールワイン?。
はて?。
何だろう?、それは。

 ノンアルコールワイン、というからには、アルコールが入ってないワイン?。
そにしても、アルコールが入ってないお酒、と言っているかのようだ。
なんだか、ものすんごく矛盾しているなー。
いや、一応甘酒なんてのもあるからな。
アルコール成分を何らかの方法で、飛ばした飲み物かもしれないぞ。

 さて、そのノンアルコールワインについてだ。
オレは赤ワインの方をもらった。
どっちかというと、オレは赤ワインの方が好きだったのでな。
飲んでみる。

 ワインの香りがする。
でも、アルコール分は感じない。
ほう〜、うまいぞ。
うまかった。

 なんだか、これ、いいじゃん!。
もっと欲しいな。
なんだか切実にそう思ったので、ウェイターの女の子が再びやってきたときに、ワイングラス二杯目ももらってみた。
今度は白ワインだ。

 こっちは味がやや薄く感じたが、これまたうまい。
美味しいねえ!。
単なるブドウジュースではなく、ワインの風味や味覚がある飲み物、という感じだろうか。

 ごちそーさま。
なんだか、すっごく美味しかったような気がする。
超一流ホテルで場所も良かったし、ゴージャスで高級な雰囲気で、なおさら美味に感じたのかもしれないな。

 さて、本日はなにしろ、結婚披露宴だ。
自家用車で来た人も大勢いるわけで、飲酒運転にならないようにノンアルコールワイン、というのは良いアイデアだと思う。
ワインの風味や味だけ残した飲料というやり方は、これは意外といけるかもしれないぞ。

つづく
2007年12月31日 記
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