喫茶店のある果樹園でブルーベリー狩り
 とある場所のとある農園の付属喫茶店に到着!。
※個人情報保護のため、今回の果樹園日記のエピソードは、記述のボカシがかなりあります。
あらかじめ下見していたどうりの道順と場所と手続き(予約済)を経て、さっそくながら、ブルーベリーの摘み取り開始だ。

 摘み取りは楽しい事で、オレ自身の趣味でもあるが、今回はオレ自身の楽しみは二の次で、相手の女性自身に楽しんでもらうことが主目的だから、相手のペースに合わせなきゃならん。
その人はブルーベリー摘み取りにきたのは初めて、だという。

 そこでオレが、どの木がいいか熟した木への誘導と、どの果実を採るか、ということを示すが、あらかじめ下見やリハーサルをしてきたとはいえ、美人を目の前にすると、やたらとハイテンションになり、摘み取りとはどんなものだと相手が自ら体験するペースが、どうもオレが独りで先走ってしまいがち。
落ち着け、落ち着け。
摘み取りはオレは何十回もやってきているのだから、相手に合わせよう。

写真写真写真
これらの写真はイメージです。

 摘み取りのブルーベリーの品種は、ホームベルだった。
この品種は、ブルーベリーのなかでは著名な品種とはいえ、現在となっては新しく植えるのは推奨されていない品種であるが、今日この日に摘んだ果実は、収穫始めの時期でもあって粒も大きめだし、柔らかで、ブルーム(果粉)ものって青くて綺麗で、味も甘くて美味しくて、なんのなんの充分に立派な品質だ。

 しかも木の伸びだって、とてもよく育っている。
とても豊作だし、かなり意外だった。
めでたく容器一杯に果実を摘んで、その人が摘み終わるころにオレも摘み終わるよう時間配分して、そして、喫茶店に向かった。

 果実の計量などは、その喫茶店内でおこなわれている。
果樹園と景色が見渡せる良い席で、なおかつ、オレの姿が良く見える角度の位置の席に座ってもらって、これからは喫茶店部門だ。

つづく

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