鷲子ブルーベリー園で大粒の摘み採り
 那須高原に通っているその道沿いに、いくつかブルーベリー畑が道沿いにあるんだ。
で、そのひとつの園が、鷲子ブルーベリー園。
鷲子って、なんて読むんだ?、わしこ、か?。

 鷲子神社とかもあるらしいが、読めん。
しばらくたってから、とりのこ、と読むことが判明。
鷲子(とりのこ)ブルーベリー園は、土日にオレが那須の畑に行くときにたまたま開いていたから、尋ねると、収穫期の土日だけやっているという。

 昨年はしかも午前中だけだったような気がするが、さて、そのようなすごく限定期間だけの鷲子ブルーベリー園、今年、午前中に寄ってみたら、オレがきたこの日が今年の開園初日だという。
二〇〇六年は、冬の寒さが厳しかったので、熟すのが大幅に遅れて開園日が後ろにずれ込んだという。

写真
これはコリンズ。果実が五角形になりやすいのが特徴
2006年7月2日撮影

 というわけで、確か、スパータンがあったはずだと探すと、でっかい粒のスパータンがぎっしりと熟したばっかりで、うっきゃー!、大量に実っていた。
他にもコリンズだのアーリブルーがあったが、スパータンの列だけオレは狙い打ちして、食べては摘みまくる。
すんごくおいしい。

 品種の札が書いてあるから、スパータンがどの木かは、すぐわかる。
スパータンは、同じ木のなかでも、最初に熟した粒と、後になって熟した粒は、あまり大小の差がない方だが(他の品種は、後になるほど小粒になる傾向が結構ある)、なにしろ開園初日だから、巨大な粒がぎっしりあって、こんなチャンスめったにないので、超特大の実だけ選んで、カゴに入れる。
甘くて、大粒で、絶妙な味覚。

写真
これはスパータン。写真の一番下にあるのはオレの親指
2006年7月2日撮影

 あはは、やったぜい。
ブルーベリーのなかでも極上ブルーベリーを大量ゲットして、オレはシアワセ気分である。
オレ自身もスパータンは栽培しているんだが、スパータンというのは、なかなかうまく育たないんだ。
夏には、葉っぱが赤く日焼けしてかなり衰弱するし、休耕田のようなシケっぽい土地だと、梅雨どきに木が変調になってひどい。
スパータンは、一般的には難しい品種だと言っていい。

写真
これもスパータン
2006年7月2日撮影

 というわけで、接ぎ木でもしないかぎりスパータンの栽培は困難なんだが、ここ鷲子ブルーベリー園では「つくば市から先生呼んで、剪定講習とかをしてもらった」と、育て方について、売り子のおばあさん達は言うのである。
村起こしの一環としてのブルーベリー園のようで、そして御老人達が管理しているわけだが、高さ二メートルのでっかい樹に育ったスパータンがずらりと並んで、大量に果実が実っている様子は、専門家による農業の技術指導というのは、恐るべき強力なものだと言うしかない。

 このあとオレは那須のペンションに持っていったりしたけど、「大きい!すごいね!」と誉められても、なにしろオレ自身が育てた果実ではないから説明するのが苦しく、あー、早くオレ自身のブルーベリー畑でもこのようなものが採れるようにしたいね。
2006年7月18日 記
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