あはは、いーとこ見つけちゃったぜい。
インターネットで少し前から知っていたのだが、行ってみてわかったのはマルということ。
フラワーヒル・ブルーベリー＆ハーブガーデン花ぞのという。（略称はフラワーガーデン「花ぞの」）

　ここの場所だが、道順はカーナビを付けないとわかりづらい。
オレはカーナビに住所を入力して、カーナビ嬢の音声誘導のもとにそこに向かう。
道を曲がって曲がって、ここか、この斜面の上か、ここのようだな、ここだなっと駐車場に到着。

　ハーブ園は、とっても手入れがいいし、ブルーベリーの果樹園は面積もかなり多い。
店鋪もログハウスで、キレイな建物だ。
ブルーベリー園もやっているということなので、覗いてみると、もう少したてば開園のようだなっと。


「フラワーヒル花ぞの」2003年6月4〜21日撮影

　そろそろブルーベリー園が開園だと言っていたから、二〇〇三年六月二十一日に訪問してみる。
パックを渡されて、園内に入ってみると、ほほーっ、粒はでかいし、お味はウンマイ、うまい。
ブルーベリーとして、粒がかなりでかいと思う。
あまり酸っぱくもなく甘くて、食べて楽しいブルーベリー園。

　ここは良いところだ。
第一、ブルーベリーの品質がよい。
腹一杯食べてしまって、喫茶店のログハウス内で、ケーキを注文してみた。
ハーブ茶も頼む。

　備品のセンスもいいし、ケーキにはキレイなお花も付いてきて（ハーブの花らしい）、店内の内装もじつにおしゃれだ。
明らかに都会的なセンスの良い、洗練された文化的空間というべきか。
地方なのに、このようなハイセンスの店鋪を成立させているのが興味深い。

　収益はあまり考えていないようで、ブルーベリー園はパックへの摘み取り料三百円だけで（園内で味見も充分できる）、他のブルーベリー園の半額以下という安価さだ。

　ハーブ園のお花畑は見事な管理だし、ブルーベリー園もあって、お洒落なログハウスに住み、経営者の西山さん夫婦は、定年退職後にこのような園を作って生活しているのだ。
こんな田舎暮らしができたらいいな、とオレも強く感じたよ。