イチゴ狩りに行こう!
 イチゴ狩りに行って、ガリガリ食べようじゃないか!。
食感は、ガリガリじゃなくて、パクパクの方が似合っているが、さて、このイチゴ狩りとは?。
一九九八年にチラシで、たまたまイチゴ園を発見。
ちょいと車で遠征だ。

イラスト

 栃木県の益子(ましこ)町の農協のイチゴ園はすごかった。
現地に近付いたら、大型バスと自家用車がズラーッと大量に並んで、大勢のお客がワラワラ歩いていて、超大盛況の様子が見えてきた。
ビニルハウスが立ち並んでいて、この中でイチゴ狩りをやっているようだ。
お金を払ったところ、受付の人の説明によると「バスに乗ってください」という。
は?、なんで〜?。
マイクロバスだったか、観光バスだったか、とにかくバスに乗った。

 何がなんやらわからぬまま、どこに運ばれるのだろうと不安におののきながらもバスは走り続けて、新たなビニルハウスに到着。
この中で、イチゴを食べてくださいとのこと。
客の数があまりにも大勢だったため、国道沿いや駐車場近くのビニルハウスではイチゴの供給が間に合わなくて、遠方のハウスまでお客を運んだのであった。

イチゴ食べ放題だ
 ハウスに入ると、モワッと暖かかった。
冬の厚着をしていたので、少したつと、たちまち暑く感じるようになった。
でかいイチゴが大量にぶらさがっていて、はるか端まで続いていて、見事な眺め。
食い放題だ。
はっはっは、やったね。

 小型のカップをもらったが、周りを見ると、どうやらそれにイチゴのヘタを入れるらしかった。
コンデンスミルク?もついていたが、ま、これはオレは別にいらんね。

 イチゴの最初の食感は「暖かい」ということだった。
お店のイチゴは冷蔵していて、それに慣れていたので、採りたてイチゴが暖かく感じたわけだ。
イチゴもやや柔らかい感じがして、味もうまかった。
で、せっせと食い続けると、たちまち満腹になった。
わりと、無造作に食ってしまった。
もうたまらん、帰ろう、というわけで、帰りもバスで駐車場まで運ばれたというわけだ。
ごちそうさまでした。

 イチゴ狩りの入場料は、一人千円だったかな。
スーパーでイチゴを二パック買えば千円ぐらいだが、二パックも食えば腹一杯になるから、イチゴ狩りの値段は直売とはいえ割安な感じはあまりないなー。
イチゴ狩りは、新鮮で完熟状態のイチゴが食べられるが、市販のスーパーのイチゴとは、意外なことにそれほど大きな味の差はなかったと思う。

 ま、オレは宣伝文を書いているわけではないから、ズケズケ言ってしまうけどな。
イチゴ狩り自体は面白いので、オレとしては娯楽・レクレーションとして楽しむことにしている。

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