ミントの種類と成分だっちゃ
 ウチのミントが増えて、なんだかワケわかんなくなってきたから、ネットで勉強してみた。
えー、なになに。
ここになって、ようやく、スペアミント、アップルミント、ペパーミントという正式名が判明した。
ミントの種類は多いが、大きく分けると、スペアミント系、アップルミント系、ペパーミント系、に分けられるようだ。

 それはいいとして、スペアミントにはメントールが含まれていない!、という意外な事実が判明!。
スーッとするメントールが含まれていないミントって、いったい何なんだよ?。

 スペアミントの主成分は、カルボン。
歯磨き粉などに使われるらしい。
良い香りはするが、メントールが含まれていないとすれば、ブヨよけのつもりで、スペアミントの葉っぱを帽子の中のアタマに乗っけていたオレって、バカみたいだったなあ〜。

 で、ついでに調べたアップルミント。
これは調べたが、主成分がイマイチわからん。
ミントには、「精油」といって成分を抽出した液体が販売されている。

 ペパーミントやスペアミントの精油は販売されているが、アップルミントの精油は見当たらなかった。
売られていないということは何か問題があるのだろう。
アップルミントにも、メントールは含まれていないようだ。

 一方、ペパーミントには、メントールが多く含まれる。
クールミントガムだのホールズなどのガムは、メントールが含まれていて、この香りがまさにいわゆるミントの香りなんだろうな。
なお、ハッカは、ペパーミント系に含まれるのかもしれないが、ハッカはさらにメントールの含有量が多めだ。 

 スペアミント、アップルミント、ペパーミントの3つは、交配はするけども、成分的にずいぶん違いがありすぎるというか、特に、ペパーミントにはメントールがあっても、スペアミントにはメントールが無いというのがな…。
もう別種だと思って、考えた方が良さそう。



 とまあ、ミントについてイロイロ調べて、知識も増えてきて、オレとしてもだんだんわかってきたぞ。
イタリアの田舎暮らしの本で、現地で生えている野生ミントについて記述があった。
道端にもよく生えていて、ミントは踏むと香るから、クルマを路肩に停めて、ドアを開けるとミントの香りがするという。
そして降りて歩くと、とてもよい香りがするという。

 イタリアでのミントは、「ミントゥッチャ」と呼ばれているという。
ミントッチャというのけ?。
そうだっちゃ。

 というわけで、オレは自分のブルーベリー園の将来をイメージした。
朝、朝霧の残るブルーベリー園で、小カゴに摘んだブルーベリーが一杯になっていき、下草にぎっしり生えたミントを踏みながら歩いていくとミントの香りが一面に漂う…。
と、またしても妄想モードだ。

写真
ブルーベリーの根元に植えられたペパーミント群。
でも、ここのはメントールの匂いがしなかった
2010年7月3日撮影

 現実にはすでに、各地のブルーベリー園で下草にミントが植えられているところもある。
が、葉っぱはペパーミントでも、クールミント臭がしない個体のミントもあったので、ミントといっても、個体差が激しいのかもしれない。
なお、ペパーミントのメントール臭は、季節の時期によって差があり、またミントは連作すると臭いが薄くなるようだ。

ブヨ対策の詰め
 さてさて、肝心のブヨ対策だ。
ミントの香り立つブルーベリー園にしようと思っているが、イメージだけじゃなく、ブヨ対策という切実な事情もあるのでね。

 那須のブルーベリー畑は相変わらずのブヨの猛攻のままだったから、そして、メントール成分を期待したエアーサロンパススプレーやアップルミント、スペアミントなどが不発のようだったので、クールミントガムそっくりな臭いのペパーミントを移植することを思い付いた。

 湿地ぽくても日当たりの良い土地に、これを植え付けてみた。
そしたら…、すげえ、ぐんぐん伸びて生い茂っていくではないか!。
ミントって、水分と日当たりを好むのかな。

 ブヨというのは、下草の中に隠れている。
そこを足で歩いて、ガサガサと揺すっていくと、ブヨが舞い上がって、足などにたかって血を吸うというわけだ。
じゃあ、ペパーミントの群落の中には、ブヨはいないはずだ、とオレは考えて、ミントの葉っぱたちをユッサユッサと揺さぶってみた。

 そしたら…、細かい虫がワワーンと!飛び出した。
ブヨ、いるじゃん!。
いくらか、少ないようでもあるが、皆無でもない。
相変わらず、オレ、ブヨに刺されっぱなしじゃん!。

スイーツメモリーズ
 と思っていたら、ブヨにも天敵がいるそうで、それは何と赤トンボなのだという。
赤トンボは、夏は千メートル位の高地へ避暑に行ってしまい、里に降りてくるのは秋になってから。
那須高原は、高原といってもそれほど標高が高いわけではなく、標高五〇〇メートルくらいだ。

 二〇一〇年は強烈な猛暑だったこともあって、オレんとこのブルーベリー園に赤とんぼが大挙来襲したのは、九月一日ごろからだった。
やっと飛来してきて、これでようやく、ブヨの襲撃も一段落したと思ったら、その直後にオレは、またブヨに刺されてしまったけどな。

 ペパーミントの増殖に努めなきゃ、と思いつつも、いくらミントの繁殖力が強いといっても、ブルーベリー園の全面に茂るまで何年もかかりそう。
でもまあ、試行錯誤は一応終わって、もう一段落したと判断して、この果樹園日記でミントの記述を始めたワケだが、またまた新たなる展開が発生!。

 果樹園日記を読んだ方から、ハッカの苗を送りますよ、とメール連絡があった。
北海道産だそうで、オレはありがたく頂いた。
ハッカは、ペパーミントよりもメントールの成分が多めだから、この方がいいかな。
もらったハッカ苗を植え付けるとき、ニオイを嗅いだら、ドロップ缶のハッカ飴と同じ懐かしい香りがした。

 なつかしい匂いだった。
ずっと前に忘れていた。
でも、それを思い出したとき、時間だけ少年の頃に後戻りした。
※松田聖子の大ヒット曲「スイートメモリーズ」の歌詞に少しあやかってみた。

おわり
2011月1月7日 記
作者を誉めるメールを送ってくれえ〜!
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