カーランツを新たに植えて成った
 もともと暑さに弱いようで、夏に落葉してしまう、ことが栽培してだんだんわかってきた。
でも枯れるわけではないのだが、夏だというのに葉っぱが落ちて枝だけになっていたら、枯れた、と親に思われたようで伐採されてしまった。
うわーっ!、なんてこったい!。

 で、場所を替えて、カーランツを新たに植えて、それから数年。
今年、それが収穫できたんだ。
まともな量が赤く熟して、果実がちゃんと成ったということが嬉しい。

 気分は大変よろしい。
カーランツというのは房すぐりのことで、果実は小さいが樹も小さくて、高さ一〜二メートルくらいにしか育たない小さな木だ。
家庭果樹としてちょうどいい。

半日陰でも育てられる
 他のベリー類よりもカーランツがひときわ優れている長所というのがあってな、それは半日陰でも育てられるってことだ。
果樹というのは、たいていは、日当たりが良いことを好むが、カーランツはさほど日光を要求しない特性があって、というか、日陰でも耐える能力のことを耐陰性というんだが、果樹のなかでも耐陰性が強くて、たぶんカーランツはトップクラスだろう。

写真
元の写真が暗すぎるので画像処理したら、
日なたのように明るくなってしまった。 
2006年6月23日撮影

 で、オレが果樹を育てている畑というのは、それが日陰が多くてな〜。
日陰にカリンやイチジクを植えたこともあるんだが、育ちはのろいし、虫の被害にも遭いやすかったな。
そこで、カーランツの登場!となった。
他、グーズベリーも植えることにして、これらの木々の間隔は約二・五メートルも開けるという広〜い面積をあてがった次第。
なーに、日陰なので、かまわん。

 カーランツの赤い実が成って、美しい。
カーランツには、赤い実がなるものが一般的だが、白い実のホワイトカーランツというものもあって、また、黒い実のブラックカーランツというものも存在している。

カーランツ赤・白・黒
 オレは、赤・白・黒、と三色揃えたかったんだがな。
雑草に埋もれて枯れたり、白実で買ったはずなのに成った実は赤かったり(つまり品種の誤販売)、結局いま成ったのは、一番普通の赤いカーランツだけ。

 日当たりの良い場所の方には、ブルーベリーとかを植えているんで、そちらの方を食べて、甘さとおいしさの幸せ気分でフワフワと歩きつつも、カーランツのところまで歩いて来ると、こっちはすっぱさ確実なので、身構えてクチが * こんな具合になっちまう〜。
もったいないから赤いカーランツを数粒つまんで食べると、フワフワ気分がビシッと即刻粉砕!されて、身震いする鋭い酸っぱさだ。

 もう〜、どう使えっちゅーんでしょうか。
加工するにも、気温が高めで、十日ほどで熟期満了して腐ってしまうんで、いまのところぉ、日陰の場所ふさぎぐらいにしか使ってない。

 一方、ブラックカーラント(別名カシス)は酸っぱいというよりも、相当独特な風味がある果樹で、これは加工品のジャム等がひときわ逸品らしいので、赤・白・黒と三色揃えたあとは黒の増殖に努めてみたいと考えているところだ。
2006年7月11日 記
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