ハスカップが成った二〇〇七年
 成った成った、しばらくぶりに成った。
以前に買ったハスカップを切ってしまったのは惜しかったが、場所を那須に借りてそこで栽培を再開。
苗木は、那須ですでにハスカップを植えてた人がいたので、そこから大株を購入したよ。
すぐに成ると思ってね。

 でも、成らなかったな。
オレの管理が悪かったみたいだ。
で、開花は、異なる品種で二本以上が受粉に必要だそうだから、茨城の別の店でもハスカップの苗木を買ってきた。

 小さな苗木だったが、那須で買った苗木とは別系統のものだろうから、これで相互に受粉できるだろう。
で、植えて三年ぐらいか。
今年、ハスカップの実が少し成った。

 印象として、ハスカップは実の成りがとっても悪い。
涼しい高原でさえこんなに成りが悪いのでは困るし、また北海道を除いてだが、鈴なりの豊作ハスカップをオレは今まで見たことがない。

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那須高原の畑で成ったハスカップ
2007年6月19日撮影

 青い粒で、小さい。
枝豆のさやの中の豆くらいだ。
それよりは少し大きいかな。

 味?。
うまいか?って。
あー、うー、いや、べつにうまくないね。

 酸っぱい味だが、房スグリ(カーランツ)ほど酸っぱいわけでもない。
甘さは感じないが、まあ、甘酸っぱい味といえばいいだろうか。
ブルーベリーと、房スグリを足して二で割った味、というか。

 まずくはないが、さて、この味で勝負になるとはほとんど思えないねえー。
ジャムとかジュースなどの加工に向いているらしいが、大変小粒なので沢山摘むのも根気切れしそうだ。

 と、露骨にオレは感想を言ってしまうわけで、雑誌の広告や観光案内でオレは書いているわけではないのでね(良いことばかり書くわけもない)。
そもそも、苦労して木からハスカップを育てているのだから、オレのハスカップ評価はむしろ良い方に書いているかもしれんよ。

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2007年6月19日撮影

 というわけで、ハスカップの栽培としては、別の視点も挙げておこう。
利点は、熟す時期が早くて、ブルーベリー品種の極早生のウェイマウスよりも早く実が熟し始める。
早く成リ始めるということは、他にライバルがいないだけに有利だ。

 ハスカップは暑さに弱いようだが、房スグリ(カーランツ)の方がもっと暑さに弱いし果実の酸味も強いので、ハスカップの方がまだ良い感じ。
実の成りはとても悪いけどな。

 房スグリは大変よく成るけどね。
名前のネーミングとして「ハスカップ」は良いが、まだ難問は多い、と今は判断しておこう。
2007年6月26日 記
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