グミ組、これでどうじゃい、活躍をめざす!
 グミがまたもや大量に成りまくり。
それが凸凹の奇形果実なもんだから、それは、まあ…、やや味が変なんで、仕方ないけれど、トリのエサにしてしまおう。
良い果実もなかにはあるので、それはオレが食ったのだけど、それ以外が超大量に残ってしまっているわけよ。

 オレんとこでの夏グミだが、六月上旬ごろに熟して、ブルーベリーではウェイマウスの時期にあたる。
つまりだ、ブルーベリーとグミが並んで植わっていれば、野鳥はグミの方に行くので、ブルーベリーは食われずに済むわけだ。
凸凹グミの味が変だろうが、しょうがないけど、こーんな利用法もあるわけさ。

写真
果実の表面が凸凹

 駐車させた車内に座りながら、トリの飛来を観察した限りでは、グミへ七割、ブルーベリーへ三割ぐらいだった。
車内に座っていると、トリは人陰が見えずに安心するのか、わりと近くで見ることができる。
ウェイマウスの成熟時期はそれでそこそこ良かったが、スパルタンの後半の時期までにはグミは持たなかったので、スパルタンは後半はトリの被害にかなり遭ってしまった。

 とまあ、従来ながらのグミ栽培では、果実が凸凹してしまって、なにか行き詰まりをみせつつある状況があって、それをオレは打開しようっていうわけさ。
強剪定すると数年は回復できるが、その後は凸凹化は充分解決できなかったので、かつて植え初めたころは、豊満な果実ができていたことを思えば、連作障害による果実凸凹なのかなあ?。
小さな苗木で、また一から植え直せば、凸凹果実は解決できるんじゃなかろうか、と一応、推測している。



 さて!、そうはいっても、オレは家庭果樹としてグミには強い好印象をもっているので、これはたぶん少年時代の刷り込み体験によるものだろうが、今、オレは、グミ栽培の新たな挑戦もしつつある。
夏グミをいろいろ買い込んで育てたのだが、その苗木の中に、ちょっと変わった果実もあって、半透明でタネが透けて見えるものがある。

写真
2007年6月30日撮影

 グミは透けて見えないものの方が多いと思うが、ちょっと興味もったので、これはこれで育てることにした。
夏グミは、どれもひとくくりにしてオレは育ててきたが、タネから育てられた苗木たちだったのか、ちょっと個体差があるようだ。
もっとも、今の凸凹グミも、初期のころは半透明果実が成っていた苗木もあったような気がするので、果実の発育具合による差なのかもしれない。

 一本だけでも異様によく成る夏グミたちだが、オレは園芸品種のビックリグミの苗木も新たに買っておいた。
メジャー?なビックリグミだ。
根元に虫が食い込んで、一度枯れて、新たに苗木を買い直したりして、結実までにずいぶんと長い年月がかかってしまった。
夏グミの凸凹果実がどうのと、乱戦模様のドタバタ劇に最中に、いざ、びっくりグミの果実が成熟してきた。

写真
2007年6月30日撮影

 成りが少ない。
というか、乏しい。
ポツン、ポツンとしか成らない。
隣に受粉樹の夏グミがあるというのに、わびしい成り具合だ。

 でも、びっくりぐみの名称よろしく、ビックリの巨大サイズだ。
食べたらビックリ!。
見事な美味しさ、だよ!。
夏グミをゴチャゴチャとオレは食べていたから、その比較のために、ビックリグミのうまさに気付きやすいのかもしれない。
園芸品種として選抜されたビックリグミは、まさに上品かつ、大きく、豊満で、見事なグミでございました。

写真
2007年6月30日撮影

 おおげさに誉めたたえるならば、さくらんぼ並みの美味しさだ。
那須高原で、ベリー各種の苦戦がいくつも続く中で、苦戦って、まあ…、ジューンベリーだけじゃなくて、マルベリーとか、ハスカップとか、ユスラウメとか、暖地桜桃とか、房スグリとか、グーズベリーとか、実際には思うような結実も味もいかないものが多い中で、日本の伝統的なグミ、そしてその中から選抜改良されたビックリグミが意外な実力を発揮したのだった。

 苦難も知るからこそ、良さも知ることができる。
と、オレからは言い訳しておこう。
夏グミはうんざりするほど成ったが、美味しいビックリグミは果実の成りがやや少なかったので、大事に食べてもう終わりとなってしまった。
このくらいの成り具合の方が、むしろ良いのかもしれんな。
2010月7月19日 記
作者を誉めるメールを送ってくれえ〜!
▲目次へ戻る