グミが豊満果実に 桑が腐った果実に 剪定の話
 グミがいの一番に熟してきた。
ビックリグミじゃなくて、通常型のナツグミだ。

写真
2007年6月8日撮影

 前々からのグミの果実の悩みというか課題として、果実の表面が凸凹するというか、虫害のように果実に点状の凹みが生じることが多かった。
豊満の俵型にならないわけよ。
これが悩みというわけ。

 ぽってりとしたグミなら美味しそうなんだが、それが障害のある果実となって、しかもだ!、そんな凹み果実が木の枝がたわんで曲がってしまうくらいに超大量に実ってしまった。
味も落ちてしまう。
これが悩まずにいられようか。

写真
2007年6月6日撮影
障害果があまりにも成り過ぎて、枝が曲がった

 オレは手をこまねいていたわけではない。
よーく観察してみた。
その結果、凹んだ果実は、古くなった枝に成ることが多い。
という事実から判断し、果実表面の凹みは虫害ではなく、発育障害らしい、とオレは考えた。

 また観察してみた。
新しい枝には、比較的には豊満な果実ができやすい、という事実から判断した。
要するに古い枝を伐採し、新しい枝に更新しなければならない、つまり剪定しなければならない、わけだ。

 で、現実はいかに!。
以前に柿でやった電信柱型の剪定、という超強力なワザを、グミでも実行することにした。

そのときの剪定

 が、グミの枝にはトゲがあって、株立ち状だし、トゲトゲだらけのヤブで、どうにもやりづらい。
どうも、幹だけ残して枝を伐採ということがしづらい。
そこでだ、こうしてみた。

 グミの木(高さ二メートル以上ある)の根元にチェンソーを押し当てた。
ズガガッ!。
横倒しになって、以上、剪定おわり。

 伐採したともいえる事態で、それを見たオレの母親が怒りだした。
グミをろくに食いもしないのに、文句を言うわ言うわ!。
凹み不良グミを改善するためだとオレが説明しても、全然通じなかった。



 が、さて、グミの株がその後どうなったか、オレが述べておこう。
超強剪定?は、落葉の時期だったと思うが(三月ごろだったかなあ?)、さて、春になったら切り株から新しい枝が生えてくるかと思ったら、生えてこなかった。

 おっかしいなあ〜。
枯れちゃったかなあ〜?。
たいていは、強い枝が切り株から生えてくるけどなあ〜。
本当に伐採になってしまったんだろうか。

 とオレは思いつつ、六月ごろだったか過ぎたころだったか、だいぶ遅くなってから、切り株からようやく枝が伸びてきた。
ニョキニョキとな。
ひと安心。
で、伸びながら枝分かれして、晩秋には一応、幹と枝からなる木の形に再生した。

 これは二年がかりでなく、確か一年で再生したと思うが…(記憶に自信なしでひょっとしたら二年がかり?)、で、冬を越して、いざ春だ。
花がぎっしり咲いて、で、実った。
そして、二〇〇七年六月六日に収穫できた、という訳さ!。

写真
2007年6月8日撮影
なかなか味も良い

 たくさん成って、気分がいい。
枝がすんなり伸びた新しい枝だったから、成った果実は豊満なぽっちゃりグミだらけのハズ、と思いきや、豊満グミは七割くらいで、三割くらいが凹みグミだった。
うーん、まあいっか。

 ぽってりしたグミは、渋いが、なかなかうまいね。
加工には向かないので、少し渋い味覚を我慢しながら、生で食べるしかない。
なにしろ、自分で植えて、自分で育てて、そして自分で改善して、味を良くしたグミであるから、少しで済ますどころか次々と食べずにいられようか。

 根元から伐採という強剪定、これの方法のおかげといえるが、欠点は剪定どころか木を切ったと文句を言われてしまうこと、かな。

桑が腐った果実に
 同日、桑のマルベリー赤く熟し始めた。
黒く熟するのが正常だから、まだちょっと早すぎるかも。
だがな、マルベリーは後半は腐ってしまうから、熟し始めた最初の時期だけまとも、と思っていたら、最初から腐りがひどいでやんの。
というか、黒く熟す前に、白濁して腐敗が始まった。

写真
2006年6月10日撮影
この写真は昨年のものだが、症状は同じ

 あう〜、困ったなあ。
写真は昨年のものだが、同じ症状が出ていて、今日(二〇〇七年六月八日)見て確認したら、最初っから白濁して腐敗しているわけよ。
食べられないじゃないか。

 これが悲しまずにいられようか。
やっぱり幹だけ残して、強剪定(または根元からばっさりと)しなくちゃならないかな〜。
去年も収穫皆無だったしなー。

 幸いなことに、桑(マルベリー)の木は二本植えてあるので、片方の木を超大幅に切り詰めてもあまり気にならないので、やってみようかと思っている。
グミや桑は、花が大変着きやすいので、収穫直後に夏季剪定でばっさり切り詰めても、真夏に再生して来春に成るハズ…、たぶんな。

 柿や梅だったら、翌年に成らすのは無理気味で、再来年(つまり二年後)ということになるだろう。
一応まともに説明すると、切り詰めによる徒長枝が年内に発生、翌年にその枝から細かな枝がたくさん伸びて(この枝に花芽形成)、さらに翌年に結実、という手順を踏むことになる。
開花と結実がしやすいものに限っては、翌年には成ることがあって、ナツグミやマルベリーはたぶんそのひとつだろうね。
2007年6月8日 記
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