グミが那須の畑で成った
 那須の畑で、ラビットアイブルーベリーの一部にグミも混ぜて植えておいた。
グミの木は二〜三メートルになるから、ラビットアイブルーベリーとおなじぐらいなので。
びっくりグミというものは、意外なことに一本では成りにくいんだそうだ。

 うちでは、一本でもよく成る小粒のグミ(ナツグミ=びっくりグミの先祖みたいなもの)を、つい買い過ぎて余っていた。
だって、滅多に売ってないんだからしょうがないじゃないか。
そこで一本抜いて、那須に運んで、びっくりグミと並べて植えておいた。
これで受粉問題はよし。

 びっくりグミはこれで成るぞ。
びっくりグミも小粒のナツグミも味は同じようなもん、と思っていた。
今年(二〇〇五年)六月、びっくりグミが十数粒だったか、初めてなった。
これのな、形がいいの。

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ビックリグミの未熟果だが、これの熟した姿はうまく撮影できなかった。
2005年6月12日撮影

 スラッとしていて、ふっくら膨らんだ赤い果実は、まるでサクランボのよう。
グミは細長い赤い実だから、サクランボとは形が違うが、なんだか今まで見なれたナツグミとは違った上品さなんだ。
なんだか、ツヤもあるし。

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後年の2007年6月30日に別の果実を撮影したもの

 で、このびっくりグミの味がうまかった。
シブ味がずいぶんと少ない。
甘いし、今まで食べてきたグミの中でももっとも上品で、美味だ。

 選抜された園芸品種のすごさを感じたね。
はて、びっくりグミはこんなにうまかったかなあ?。
何はともあれメデタイことだ、嬉しいね。

成り過ぎるぜ 凸凹果も発生
 ところで、お隣に植えた小粒のナツグミ、これは苗木が一本百円で売られていたもので(だからつい買い過ぎた)、これがコテコテコテにぎっしりなって、これをオレが全部一粒残らず摘み取って食べたかというと、とても全部は食べきれなくて、結末はどうなったか、今でもよく憶えてないくらいだ。

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 ところでだ、オレの自宅にもナツグミは植えてある。
たくさん成るのはうれしい。
だがな、近年は、果実に凹みがあるものが多くなった。

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虫に吸われた跡みたいに、果実が凹んでいる
2005年6月18日撮影

 アブラムシなどの虫害だとオレは思っていたが、違うみたいなんだ。
よく観察してみたところ、あることに気付いた。
昨年の新梢(しんしょう)が、三十センチ以上スラッと伸びた枝についた果実は豊満でキレイだ。
だが、細かく枝別れした枝についた果実は、表面が凸凹(デコボコ)だ。

 果実の凹凸(おうとつ)は、枝の伸長不足による発育障害、ということがオレなりにわかったよ。
なお、凸凹の果実は、味もあんまし良くない。
あいにくなことに、そういうデコボコ不出来果実が、もう〜、ギッシリと超大量に出来てしまったもんで、でも、モッタイナイからこれを全部食え、って言われてもなー。
困っちゃうぜ。

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2005年6月28日撮影
2013年2月22日 改版
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