花咲けど実らず フェイジョア
 失敗つづきのフェイジョア、あきらめたわけじゃあ、無い!。
1本だけでも成るという自家結実性の品種の『クーリッジ』を購入して植え付けた。
それはもはや10年以上も前。

 これが育っては、樹の上部が寒さで枯れ、春になって幹の途中から再生してきた枝が、新たに伸びては、冬の寒さでまた先端が枯れた。
そんな一進一退の攻防を年々くりかえしつつも、じりじりと樹の全長は拡大して、いまやもはや2mの高さを越した。

写真
花は開花中だが、近くに寄らなければ見えない。
2012年7月4日 撮影

 花咲くか?。
咲いた!。
樹にぎっしりとは言わないが、数十個は咲いた。
たくさん咲けば、果実も成るさ。

 初開花はすでに数年前にはあったはずだが、花の数がまだ少ないのであれば、受粉がうまくいかずに結実しないこともあろうよ。
フェイジョアの花って、ミツバチなど昆虫を引き寄せる力が、弱い方だそうだから。

写真
花は綺麗だ。フランダースの犬に出てくるヒロイン
アロアの白い三角巾をオレは連想してしまう。
2012年7月4日 撮影

 いざ、2012年はかなりの花の数が開花した。
こりゃあ、大丈夫だぞ、と安心しきっていた。
これが、ま・さ・かの結実皆無に!。
なんだっ、こりゃああっ。

 ちょっ、自家結実性のあるクーリッジじゃなくて、この樹、別品種なんじゃねえのか?。
大木に育ちながらも、収穫皆無が今年もまた繰り返されたことに、しかも、品種疑惑という今さら過ぎた年月をどうすることもできない怨念がたまって、なんじゃっゴルアッ!。

 アタマに来たので、緊急対策として異品種と思われるフェイジョア苗木の新規導入を決断した。
受粉対策のためにな。
通信販売は小振りの苗を送られてくるのが、いちいちハラ立つから、オレはホームセンターに行って、大振りのフェイジョア苗木を現物確認のうえで買った。

 品種名は忘れた。
たぶん、トライアンフとアポロだったか、名札を木の根元の地面に埋め込んであるから、あとで掘り出せば品種名がわかるはず。
今、地面凍り付いてて、掘りづらい。

 大苗といっても、高さ1mほどで、今年(2013年)の開花は無理そうだな…。
しかも今の寒波で、この新しく買った苗木の葉っぱは、もう黄ばんでしまっているし。
苗木が開花しなければ、2mの品種不明となってしまった大木のフェイジョアも、今年2013年もまたまた結実しないことになってしまうじゃねえかよ。

 なんで、こんなコトになってしまったのやら。
周囲の地域で栽培してない果物は、やっぱり自分にもできない、オレだけが大丈夫なんてことは無い!、横並びの風潮に挑戦するのは、やっぱりこんな仕打ちに遭うのか。
粘り続けるオレだが、もはや20年を超えたぞ。

 いまだにフェイジョア収穫0個だというのに。
挑戦と絶望と奮闘と怒りと希望のごちゃまぜで栽培はつづくよどこまでもいつまでも、フェイジョア結実はいずこにこのまま来年以降にまでつづく。
2013年1月15日 記
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