雑草防止に板を敷いた
雑草はいずかたが猛勢か?。
東よりの雑草、もってのほか猛勢!。
その猛勢の中にあい駆けよ!(関ヶ原の戦いにおける島津の退き口のパロディ)。
前進っハンマーナイフモア、ドドドドガッ!
ハンマーナイフモアに牽引して、チャリオットよろしく乗ったオレは突進する。
が、苗木の幹のまわりに、二十センチくらいは雑草が残ってしまう。
スレスレまで寄せて刈っているが、どうしても少しは木の周りに雑草が残る。

このハンマーナイフモアに乗って、右写真のような雑草原に突入して刈りまくる
仕方ないから刈り払い機を使って、ギリギリまで切ろうものなら、チュン!、とかいって、苗木ごと切ってしまうしよ。
苗木の根元の雑草は、いかにして抑えるか?。
どうすればいい?。
普通は、木のまわりに黒ビニル敷いて、へりを土に埋めておくもんだ。
が、だんだん周囲の雑草が黒ビニルの上にまで「乗って」くる。
ハンマーナイフモアでそばまで刈ったら、ビニルをひっかけて巻き込んだ!。
除草シートを敷くというのも、近年よくある。
が、どうしたわけか、ところどころ、雑草が突き抜けてた。
オレが見たのは安物だったのかもしれないが。
オレはでっかいコンパネを敷いたこともある。
一枚千円近いので、数が足りないのと、動かすのが重い。
ので、その後はやってなかった。
こんな感じにコンパネを敷いた
そうはいっても、依然として雑草は猛勢!。
オレみたいに那須高原まで遠距離園芸してると、ちっちゃいブルーベリー苗木は、致命傷になるくらいに雑草が覆いかぶさってしまう!。
ハンマーナイフモアは、木すれすれまで刈れないし…。
どうすればいいんじゃい?。
コンパネはラワンのものは腐ってしまうので、針葉樹のものを使うようにして、コンテナの下敷きに使っていた。
そういうわけで、針葉樹コンパネというか針葉樹合板を買っていたんだが、最近のホームセンターでは、材木の切断も有料でやっているという店内表示があった。
オレはそれを見て、うーむ、考えた。
よーし、針葉樹合板を四つに切って、これで苗木を挟み込むことにしよう。
枚数も増えるし、軽くなる。
これでどうだ。
ブルーベリーの苗木を二枚の板ではさんで雑草防止してみた
2010年4月25日撮影
木の幹の太さのために、二枚の板をピッタリくっつけることができず、中央にすき間が空いてしまう。
あとになって、そこから雑草が生えてしまう。
板に半円形の切り込みを入れて、そこに幹をはめこめばいいと思ったが、ブルーベリーは株立ち性のため、幹の数が複数あったりする。
そこは代わりにビニルですき間を埋めるのがいいかなと。
板の下に黒ビニルを敷いて、幹の根元を覆った
これでなかなか良いと思っていたんだが、意外なことに冬になると、強風で板が吹き飛ばされてしまうんだ。
夏の間は、雑草が周囲に生えることで、板は風で浮き上がらないようだが。
オレが板を敷いているのは、冬の風が強い那須高原であるから、重しを載せることにした。
水戸から那須へ行くまでの道沿いで、不法投棄されていたタイヤを拾った
古タイヤが安上がりでいいと思ったんだが、なにしろタイヤの中に腐った水が溜まってら。
くせえぜ。
仕方ないからいったん自宅に持ち帰って、電気ドリルで穴を開けて水がたまらないようにした。
でもよ、手袋してタイヤ運ぶと、タイヤのカーボンで手袋が黒ずんでしまうんだ。
おまけに、板の上に敷いたタイヤに小鳥が白いフンをする。
腐った水だの、黒く汚れたり白く汚れたり、まったく大変だぜ。
2009年7月26日撮影
板が敷いてあるとすぐ脇はハンマーナイフモアで刈れずに草が残るので、板はときどき動かして、他の苗木にかぶせている。
予算の都合で、全部の苗木に敷けるほどには、板がないのでね。
それに、板を剥がしてからの方が、板のすぐ脇にあった雑草を刈り易いということもある。
あと、板の下が意外なことになっている。
ネズミの巣になってた
板の下は、よくネズミやモグラの巣になってるしよ。
そもそも、板を敷いておけば雑草が枯れると思ったが、確かにずっとかぶせておけば枯れるが、一週間ぐらいでは枯れない。
板で除草ということを当初予定していたんだけどさ。
ずらっと並んだ板とタイヤ
2010年4月25日撮影
そうはいっても、遠距離園芸ゆえ、やっぱり雑草の猛威には勝てず、小さな苗木のうちは板で雑草を抑えることにした。
幅広タイヤも拾ってきて使用中
この幅広タイヤの中にピートモス入れて、その中で育ててみればどうだ?、と考えてみたが、今はまだ単なる重し代わり。
風よけにもなって、小さな苗用に、なかなか良さそう。
半分に切断してみた
苗木が小さいうちは、タイヤをかぶせることができるが、ちょっと大きく育ってくると、タイヤの穴を枝が通りきれなくなってしまう。
そこで、金ノコで切断してみた。
タイヤって、中に針金が通っているんだぜ。
しかも、すごく丈夫な針金がびっしりと。
切断は一苦労だったので、この切り方のものはまだ一個しかない。
とまあ、こんなところだ。
単に、黒マルチや防草シートを張っておいた方が良かったかなあ。
タイヤだの板敷きだの、なんだか、イロイロと面倒くさくなってきてしまったぜい。
2010.5.15 記
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