コードカッター+四枚刃で雑草を刈る
 コードカッターと金属刃が合体したタイプのものがあるいう。
情報によると、コードカッターで柔らかい草を切り、金属刃の部分で固いものを切る、とか。
まあ、わざわざ通信販売というのは送金がめんどくさいので、買わないうちに、オレが使っていたコードカッター刈り払い機がトラブルがおきてきた。

 新しい刈り払い機を買ったんだけど、その新しいエンジンが調子が悪くて、起動してもしばらく慣らさないと全力回転ができないんだ。
おまけにコードカッターというのは、高速で回転させないと切れ味が悪いという事情があるから、新しいエンジンの不調は困った。
古い刈払い機のエンジンの方がほとんど一発でかかってすぐ全力発揮できるというスゴさで、これはカワサキ製のエンジンだったから、凄いメーカーだと思ったよ。

 刈払い作業が、どうも道具が充分満足いかなくて困っていたので、とうとう新しく「ナイロンカッターと鋼鉄四枚刃をドッキングさせた」ものを入手してみた。
これの性能はいかに?。

写真

 値段が高いんだ。
「コードカッター+四枚刃+防護カバー+送料」は、総額一万五千円ぐらいだったかな。
新しく買った刈払い機本体は、オレが買ったのは確か二万円ぐらいだったから、だから本体と同じぐらいする付属部品、という可能性すらあるね。

 購入もめんどくさかった(その経緯省略)。
有限会社クコナ
取り付けもめんどくさかったが、しばらくしてからようやくセットした。

いざ、実地で使ってみる
 河川敷に行って、試しにススキを切ってみた。
適切な回転速度になると、コードが風を切って「シー!」と、こんな音がするので、なかなかわかりやすいぞ。
ほう、切れる。
クズという植物のツルは、従来のコードカッターではよく切れず絡まって不便だが、今回のコンビネーション刃を使うと、ほうほう、切れるじゃないか。
調子いいね!。

 場面を変えて、果樹畑の草も切る。
雑草のヤブの中に、ときどき細い木や、クズが混じる、というやっかいなヤブだ。
コードカッターは、こんもり雑草ヤブを、キレイさっぱりなサラ地にするので、オレは大変気に入っているのだが、篠竹やツルがあると切れない、という問題があった。

「シーッ!」と高速回転させながら(なぜこんな音がするのかちょっと不思議)、ときどき、篠竹や細い木があると、これは金属刃で切れる。
すごいじゃん。
防護カバーがかなり有効的で、これがよくずれてしまって不便だが、カバーは確かに飛散物をかなり防いでくれるぞ。
従来のコードカッターは、飛散がものすごくて、作業後は、服を洗濯して風呂に入る必要が必ずあったくらいだ。

写真

 この金属刃とコンビになっている「コードカッターそのもの」は、以前にオレが使っていた共立製よりも、糸巻き量が少なく、その脱着もふべんで、性能はワンランク落ちる。
それが惜しい。
が、使用に耐える程度の性能はある。

 コードカッターと四枚刃を買って自作する工作は、不器用なオレにはけっこう大変なのでしないが、刈払い機の先端の取り付けはネジ限定ではないおかげで、オレが以前に使っていた古い刈払い機にも取り付けることができたので、二〇〇四年はずいぶんと大活躍した。
実際に使えたんだから、さらにその上を考えるのは今はともかくとして、まずは草ボウボウの土地を刈るのが先決かな。

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