ラズベリーの二季成りが採れ続ける
 ヒンボートップという名前のラズベリー、名前が気になる。
貧乏トップを連想してしまうぜ。
これを植えた人は、ヒンボー仲間ってか!。
でも、日本名ではラフザクと登録されているそうだから、オレもラフザクと呼ぶことにしてみるか。

ラフザク(ヒンボートップ)品種情報
苗木を購入した天香園サイト
オレのラズベリー失敗の記録

 で、このラフザク君、資料ではラズベリーとして優れた評価だった。
果実が大実だそうで、さらにオレが注目したのは、秋果が9月から採れだすという事だった。
9月から採れるのだったら、梅雨の長雨で腐ってしまうことはないだろう、秋だし。
ラズベリーの実の腐りには、オレ、さんざん懲りていたしさ。

 色々検討したのちラフザクの苗を買うことを決めて、送料含めると4000円以上もして高かったが、昨年2011年に購入した。
届いた苗は小さめの苗だった。
そのため、当初は成長を優先させて、去年はけっこう伸びた。

 そしていざ、本格的な収穫は、今年2012年になってからだ!。
一般的なラズベリーなら、収穫は7月に入ったころになって、梅雨の真っ最中になるが、でも、このラフザクは6月上旬(6/5)から収穫が始まったので、かなり早い時期から採れている。
早いうちに採れるのは嬉しい。
このとき収穫できたラフザクは、普通に美味しくて、ラズベリーとして良いものだった。

写真
2012年6月6日撮影



 なお、普通の一般的なラズベリーと、ラフザクとの違いは、このあとにハッキリしてきた!。
かつてオレが栽培していた一般的なラズベリー品種であるインディアンサマーは、2季成りする品種ではあるが、2季目の秋の収穫は10月下旬からだった。
秋は収穫量も少ない。
それに寒くなり始めた頃なので、残った実が熟さないうちに、寒さでダメになったりしてね。

 そういう記憶があった。
で、ここで新人のラフザク君の秋果が成り出したんだが、それがな、8月から採れ出してしまった。
秋どころか、まだ夏だぞ!。
超はやい!。
驚かずにいられようか。

写真
2012年6月24日撮影だが、左上に秋果用の花が、もう咲き始めている


写真
8月だが秋果がたくさんなった 2012年8月10日撮影

 6月から夏果の収穫が続いていたので、つづけざまに8月の秋果も採れている。
収穫量の多い少ないの変動はあったけど、つながってる。
こいつはスゲー、な。
ひょっとして、これ、四季なりラズベリーといってもいいのではなかろうか。

 味?。
ブラックベリーと比べると、やや淡白な味だけど、ラズベリーとしては普通の味だろう。
それにラフザクは、果実が大きめ。
大きな実もなるが、小さい果実もけっこう成るので、それも含めて平均すれば、中の大といったところだ。
果実の形は、イチゴのミニチュア版のような三角錐をしている。
なかなか良いカタチだ。

 枝の伸びもいい。
高さ2〜3mに育つかと思ったが、高さ1.5 〜2mぐらいだ。
ちょうどいい高さだが、雨後は横倒しになってしまいやすいので、支えがけっこういるな。

 実の成りもいいし、これから先、秋遅くまで成り続けるのなら、苗を植えれば、6月から11月までずっとラズベリーが採れ続ける…、って夢のようだぜ!。
晩秋の収穫はまだわからないが、今、真夏だが、花がいくらか咲いているし。
あとは地下茎でこのラズベリーがどんどん増えていくのを待っているところだ。

写真
ザルに収穫中 どんどん採れる 2012年8月16日撮影


ラフザクの欠点挙げてみるかや?
 ラフザクの欠点というか、注意点はある。
大きな欠点は3つあって、2つは重症なんだが、まずは軽症の1つ目から。

 枝や芽は、よく伸びてよく育つのだが、その茎の重みで横倒しになってしまいやすい。
だから、園芸ポールを立てまくることが望ましく、オレは麻糸でしばりつけておいた。
高さは1.5m前後に育っている。
立性であり、地面を這うタイプではないので、棒を立てて縛り付けさえすれば、あとはまあまあラクだ。

写真
ラズベリーは地面から多数立ち上がるので、棒は多めに必要 2012年6月24日撮影


 で、あとの2つの欠点だが…、これらがやや致命的でさ。
1つは、タネがでかいんだ。
今まで各種ラズベリーをオレは食べてきたが、ブラックベリーを除いては、ラズベリーでタネが気になったことは今まで無かった。

 でも、このラフザクはタネが目立つ。
食べたあと、口の中にカスみたいなものが残ることがあり、ペッと吐き出すと白い小さなタネで、気になりだすと、さらに気になってしまう。

 大実だからタネも大きいのだろうと思って、小さい実ならタネも小さかろうと思ったが、小さい実でも依然としてタネが目立つ。
だから、よくかまずに、半噛みで飲み込むような感じ。



 あと、お次の欠点だが…、ネット上でラズベリーを摘んだあと、果実の内部の空間に虫がいるという意見があった。
内部の空間というのは、それはラズベリーとブラックベリーの区別する部分でもあるが、花託というのか、収穫で、茎から果実を分離させるときに、ラズベリーは中心部の芯がごそっとうまく抜けて、ブラックベリーは内部の芯?ごと取れる、という違いがある。

 で、ラズベリーのその内部空間をのぞきこんでよくよく見てみたところ…、小さなムシがいることが、これがけっこうあるわけよ。
今までムシごとオレは食ってしまったなー。

写真
この写真中に虫はいないけど、内部の左は少々カビ 2012年8月10日撮影

 ショックだ。
食っても実害はほぼ無いだろうけどなあ〜。
その後は、いちいちラズベリー内部を覗き込みながら収穫しているが、虫がいたのは経験からいって、2割くらいの数かなあ。

 解決策としてはどうするかねえ。
収穫するごとに冷凍庫に入れて凍らせて(殺虫)、冷凍果実がまとまった量になったら、ラズベリージャムとして、ナベで煮込んで(殺菌?)、このとき裏ごししてタネも取り除いて、赤いラズベリージャムとして仕上げる、という作戦でいくかなー。

写真
冷凍果が2キロぐらいたまった 2012年8月23日撮影

 8/13にも、昨日収穫した果実を、電子レンジで煮てみた。
が…、タネがすげー多い、でかい。
漉さずに、そのまま食ってみたが、ジャリっぽくて、ラフザクの前途はすんなり容易にいくわけではなさそうだ。
なんでって、そりゃ栽培や加工で、これら挙げたちょっと面倒なところがあるというわけで。

 オレって、わざわざマイナスの情報を発信してるようなところが、むしろ問題ありか?、と我ながら感じたところでもあるが、ま、各自で栽培すれば、すぐわかることだがね。

おわり
2012年8月13日 記
2012年9月02日 写真追加
2013年2月10日 東京イチゴの箇所は抜き出して、四季なりイチゴの項目へ転載した

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