香緑が今年もとれたとれた
 キウイの香緑(こうりょく)が今年もとれたとれた。
たーくさん成ったぜ。
毎年手堅く、安定した豊産ぶりだ。

 植えてからもう二十年以上たっているので、香緑の欠点というか、昔書いてあった園芸カタログでの間違いは、今となってはよーくわかる。
一番の問題は、果実がやや小さい、ってことだな。

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 放置していると、かなり小さい果実が鈴なりになってしまう。
だから、オレは毎年、つぼみの数を減らす摘蕾(てきらい)をして、結果枝一本につき蕾を二つだけに減らしている。
だがよ!、これをしても、スーパーで売っているような普通のキウイサイズにならないんだぜ!。
やや小ぶりだ。

 香緑って、やや小玉の品種なんじゃねえかなあ。
糖度だって、そう高くなるわけじゃない。
酸味は薄いから、甘く感じる方だけどさ。
園芸カタログの解説は、まったく〜もう、誇大広告気味なのは、なんとかならんのかね。

 さてさて、さっき、追熟を済ませた香緑を試しに食ってみた。
やや糖度が薄かったが、酸っぱいわけではないから、まあ、けっこう良い味で上出来だろう。
スプーンでほじくって食べて、およそ五〜六個いただき〜。
うまかった。
収穫量は段ボール一杯とれているので、明日から少しずつ賞味するとしよう。

キウイ「香緑」毎年豊作
 ともあれキウイ「香緑」は、二十年前から植えているが、これがな、毎年すご〜く、よく成る。
くだものを各種植えてりゃ、あっちの果樹が成ればこっちの果樹が成らないとか、毎年の結実量のムラとか、出来不出来とか、オモテ年やウラ年の隔年結果とか、年の差があるもんだが、というか、ありすぎ!。

 でもな、香緑はな、これが毎年オレんとこでは、トップの収穫量を誇る。
豊作の収穫が、これが毎年連続、毎年毎年ずっ〜と採れて、しかもムラっ気なし、二十年間平均すると断トツで一位!、という恐るべき最優秀果樹はオレのとこではキウイの香緑だ!。

写真
これは2008年11月8日撮影のもの

 裏をかえせば、他の果樹の成り具合が、もうキリキリ舞いのドタバタ劇の連続といわざるをえないが、オレの栽培管理の不十分のせいだか、もともと家庭果樹はムラッ気があるんだか、それら問題点をいちいち述べるのはツライから伏せておくことにしておくにして、良い果樹をここで述べるならば、それがキウイの香緑なんだ。

 香緑って、どんなキウイ?。
香川県で交配して作られたキウイの品種だ。
香緑の味?。
味、いいよ。
キウイには、ヘイワードってのがあるが、それには酸っぱいものも混じっていたりするが、でも、香緑は、酸味が少ない方だ。
基本的に、香緑は甘い味がする方だ。

香緑の欠点
 香緑の欠点?。
あるよ。
軟化しやすくて、シャキッとした果実というよりは、ぐんにゃりゼリー状態の果肉となってしまいやすい。
まあ、それは熟させるためにリンゴを入れたりして、それが行き過ぎた場合とかで、まあ、酸っぱいよりはマシってことで、オレとしてはあんまり気にしていない。

 むしろ直接的な欠点として、キウイの表面の毛が毛深いものだから、台所のまな板の上にこまかい毛がついて、それが嫌われるというか、いらないって言われる直接的な原因だったりする。
とまあ、せっかくキウイのブランドとしてイメージアップに努力されている新品種に、いきなり欠点をズケズケ言ってしまうオレの態度もナンであろうが、一応補足するならば、商品出荷されるキウイは、表面にブラシをかけて、毛を落とした状態で出荷されているらしい。

写真写真
左の写真は毛有りのまま。右の写真は毛をこすり落としたもの


 家庭果樹としての香緑栽培だと、表面の毛が、けっこう困ったちゃんだ。
ぐんにゃりゼリー状態の果肉についても、日持ちは短く、正月ぐらいまでかな〜。
現に、今年(二〇〇六年)に収穫したウチの香緑は、急いで食べてしまって、もう残っていない。

 そもそも、早く熟すためにリンゴを同封して、で、それで日持ちが長くないとか、かんとか矛盾した行為だが、なにしろ家庭果樹としては、「実がたくさんよく成ること」がじつは一番大切なことだったりするから、オレが果樹栽培を始めた当初から、キウイの香緑を買って植えておいたことは、たまたまとはいえラッキーだったと思う。

補足 ビギナーズラックというものか?。直訳すると「初心者の幸運」。

キウイの剪定
 キウイの剪定だけど、これが毎年苦労の作業。
なるべく簡単に済まそ、というわけで、モジャモジャからまった部分は、植木ハサミでチョキチョキ切りまくった。
もう、じゃんじゃん切ってしまう。
とくに、キウイのツルが巻き付くところは、ツル同士がこんがらがっているが、めんどくさいので、まとめて切り落としてしまう。

 で、一挙にかなりセイセイした。
ただし基本的な注意点として、ツルの先端だけ切り落とすのでなく、ツルの付け根から切るようにしている。
植木のように表面を刈り込むと、実が成らなくなってしまう果樹が多いので、切り方にはちょっと注意が必要だ。
オレの場合は、一メートルくらい伸びた新しくて健全なツルを、先端を切らずにそのまま残すようにしている。

 大体の目安として、一平方メートルあたり二、三本のツルを残すようにしている。
切り過ぎて毎年スカスカしている気がするが、経験的にいって、ちょうどいいような感じだ。
このような剪定で、実や収穫については、今まで大きな問題はなかったと思う。
2006年12月27日 記
2009年12月03日 再編集
2013年02月14日 再編集

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