ブルーベリー初収穫ウェイマウス
 ウェイマウスを収穫で、二〇〇一年六月九日に初収穫した。
味は?。
うーん、うまいっす。
満足であった。

写真
品種はウェイマウス 2001年6月9日撮影

 ラビットアイだと、青くなってもまだ酸っぱいということもあるが、オレの経験ではホームベルの七月の果実は、青く熟したように見えても、ラビットアイの熟期初期は味がイマイチのことが多いと思う。
それはまだ完熟じゃなかったから、ともいえるが、ハイブッシュは初期から食べても美味いものが多い。

 ウェイマウスは、青く色付いたらすぐに食べても美味しいし、逆に完熟まで待つと、かえって味がよくないそうだから(この品種に限ってはそうらしい)、すぐ食べてしまうのがヨシ。

 続いて翌年二〇〇二年のこと、熟すのは、まだまーだ、と思っていたのだが、見に行ったら(当時、賃貸に住んでいて植えてある場所と離れていたので)、あれえ、もう青く熟しているじゃんか。
六月二日のことだ。
二〇〇二年は、暖冬だった事情などで、平年より二週間くらい熟すのが早いんだそうだ。

 ウェイマウスの味は、甘さもほど良く、なんだかねっとりとした歯ざわりで、おお、これはうまいねえ。
年のうちでは初めての収穫だから、余計においしく感じるのかもしれない。

 上品なナマ菓子、という感じで、果実の見た目もよく、味もよく、初夏でまだそんなに暑くもなく、オレに言わせりゃ、家庭果樹のひとつの最高峰の味、と表現させていただこう。

二〇〇五年の収穫
 さてさらに三年後の二〇〇五年の今年、熟したのは六月十五日ごろで、本来、ウェイマウスは六月上旬に熟す性質らしいから、平年よりも遅め。
庭のハイブッシュはウェイマウス一本だけで、受粉用の木は無かったから、他家受粉できず自家受粉だけのためか、果実が小さめ。

写真
ウェイマウス 2005年6月15日撮影

 でも味は、うまいね。
六月は、他にマルベリーとかグミなどの果樹イロイロをオレは栽培しているのだが、ハイブッシュブルーベリーのウェイマウスの味の良さは、他を明らかに引き離している。

 欠点はある。
初収穫は果実も大きめで良いのだが、このあとつづいて他の品種の大粒ブルーベリーが採れ出すようになると、とくにスパータンが採れ出すと、そのころウェイマウスは収穫後半になって小粒のものになっているので、まったく冴えなくなってしまう、というところかな。

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